歯肉は、口腔粘膜の一部であり、歯槽骨と歯に付着していますが、そしゃく中に物理的あるいは化学的な刺激を受けるため、それに適応する構造となっています。歯肉はその部位によって付着歯肉、辺縁歯肉、歯間歯肉に分けられます。付着歯肉は、その下にある歯槽骨に固定されているため不動性であり、歯肉粘膜移行線(歯肉と口 腔粘膜との境)に沿って可動性となる歯槽粘膜(口腔内で歯槽を覆う粘膜)と、はっきり区別されます。肉眼的には歯肉は淡桃色に、粘膜は赤く見えます。辺縁歯肉は、歯肉と歯との間の溝の部分にあるもので、歯には付着してい